2016年5月26日木曜日

【プカポコ】

【昔むかしぃ〜】じゃ〜なくって、最近のとある城下町のお寺さんに一匹のタヌポン
が住んでいました!このタヌポン毎日和尚さんの有り難ぁ〜いお経を聞いてるクセに
まったく気にも留めず悪い事ばかりしてました!(“狸の耳に念仏”?って云うしね)

ホントは野良なんだけどぉ〜近所でみんなに可愛がられてるおニャン子に上げた餌を
横からカッさらうなんざぁ〜朝飯前! 春に和尚さんが愉しみしてたお寺の裏の竹林
のタケノコを片っ端からホジクリ返してかじちゃうし、時には山から降りてきたお猿
たちを相手にバトルしてる毎日でした。

悪さ・イタズラの限りを尽くす毎日でしたがぁ〜、仏様はチャンと上から見てました
ある日ある時、いつもの様に猫エサを勝手に食べてたら【ドォ〜もヘンだにゃ!お尻
がヒリヒリするポン】って振り返ったらぁ〜! アッリャ〜! 自慢のフサフサ毛が
無いじゃないか!ガァ〜ン! よく見りゃお尻どころか身体全体ほとんど毛がない!
【マル禿・和尚さんの頭】っつぅ〜か【これじゃ〜イノシシじゃん】撃たれちゃうよ

(お尻がヒリッヒリッするよぉ〜!)
どぉ〜やらナニか悪い虫さんが身体に付いちゃったみたいです・・【困ったポン】

(ナンだぁ〜?あの得体の知れない動物はぁ〜?)
そんなマル禿げタヌポンを裏の小高い丘の上に住んでる心やさしぃワンちゃんが見て
ました! 【なんだぁ〜あのイタズラたぬポンじゃん!どぉしちゃったんだろぉ〜!】
【きっと悪さばかりしててバチが当たったんだな! でもヤッパちっと可哀想だな!】
【そぉだママに頼んでみよう!】ってんでママさん一計を案じました!どぉ〜したか
つぅ〜と【どぉ〜せ超食い意地の張ってるタヌポンのことだから】餌にお薬を混ぜて
上げたら・・案の定パクパク食べるワ!食べるワ! お薬上げること足かけ早2ヶ月
したらぁ〜

(オラァ〜、タヌキだよぉ〜!)
オォ〜ッ!ナンとナンと毛が生えてきたじゃないか! 背中なんかもぉ〜フサフサ!
何より顔がチャンと【タヌキ顔】に戻ったじゃん!これでもぉイノシシに間違われる
こともなかんべさ!  丘の上のワンちゃんもホッ!

(もぉ〜悪さしちゃダメだよぉ〜!)
と、本当にあったお話をちょっとプカ【ポコ】リン風にアレンジしてお届けしました
【えっ? その後のタヌポン?】 そりゃまぁ〜またの機会に・・・? 


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